日本自閉症スペクトラム学会
第18回研究大会のご案内
日本自閉症スペクトラム学会第18回研究大会を、2019年8月31日・9月1日の2日間、明治学院大学(白金キャンパス)で開催致します。会場の白金キャンパスは都心(港区白金台)に位置し、最寄り駅はJR駅が品川駅、目黒駅、地下鉄駅が白金台駅、白金高輪駅、高輪台駅となります。本学の特徴としては、ヘボン式ローマ字表記法など、明治期の日本に多大な足跡を残したヘボン博士が創設した大学で、敷地内に幾つかの歴史的建造物があり、都心にもかかわらず緑豊かな落ち着いた雰囲気を備えているところです。今大会は、学会設立20周年を2020年に控えた大会です。学会員の皆様には、ぜひ研究大会に参加して頂き、今後の本学会を見据えた研修や協議をして頂ければと祈念し、心よりお持ちしております。
今回の大会メインテーマは、「豊かな共生社会をめざして―いろいろの立場の人たちとの連携を考える―」です。共生社会とは、障害のある人とない人が共に暮らす地域において、全ての人の尊厳が守られる社会と言えますが、このような社会を実現するため、医療、福祉、教育など様々な立場の関係者が連携する重要性は広く共有され、様々な地域で実践や研究が進んでいるものと考えられます。共生社会というキーワードは、昨年度の第17回研究大会のメインテーマとも共通しており、更に議論を深めることができれば幸いです。
研究大会では、研究発表、基調講演、特別講演、学会企画シンポジウム、自主シンポジウムを予定しております。
大会概要
1.会 期: 2019年8月31日(土)、9月1日(日)<2日間>
2.会 場: 明治学院大学(〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37)
3.大 会 会 長: 宮﨑 眞(明治学院大学)
4.大会事務局: 日本自閉症スペクトラム学会事務局
大会メインテーマ
「豊かな共生社会をめざして―いろいろの立場の人たちとの連携を考える―」
大会企画内容
(1)基調講演:
市川 宏伸(日本自閉症スペクトラム学会)
「創立20周年を迎えるにあたってー連携の重要性ー」
(2)特別講演:
神尾 陽子(お茶の水女子大学)
「心の健康に着目した学校での発達障害支援のあり方について」
(3)学会企画シンポジウム
「子どもの発達と連携の難しさ」
司 会: 寺山 千代子(星槎大学)
シンポジスト: 落合 登(保護者)
ソルト(当事者)
松田 裕美子(保護者)
川﨑 葉子(むさしの小児発達クリニック)
指 定 討 論 者: 近藤 裕彦(社会福祉法人檜の里あさけ学園)
砥抦 敬三(帝京大学教職大学院)